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先生方の講評
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Moo.念平 先生
「みんな絵が上手いっ!」最初に感じたことです。実は昨年もそう感じたのですが、今年はさらに絵のレベルが上がっている。これは間違いない!
今、本屋さんや街のポスター、そしてインタネットには、美しく・可愛く・力強く・目を見張るようなビジュアルが溢れています。そういう中で生活をしている高校生諸君の絵のレベルが年々上がっていくのは大いにうなずける。この面に関しては、今後も手放しで楽しみにしています♪
さて、アイデアの面はどうだったでしょうか?一言でいうと「浅い!」のです。「(笑)」・「地産地消」両方共にいわゆる「ワンアイデア」にも届かないような面白みの浅いもの…これを私は「半アイデア」と名付けましょう。友達との会話をそのまま絵にしたようなものや、誰もが考えつくような普通の事を描いたようなものが少なからずありました。これは、毎年あるのです。何という事だ!マンガをなんだと思ってやがる!!甘く見られているみたいで何だか悲しいぞ!!!
現代は、インターネットや携帯電話のすざまじい普及によって、よりスピーディーな情報交換が可能になった。これは私たちの生活に多大なる便利さをもたらし、人々はその効率性に心酔し、生活を預けた。道具を使って…「今、何してたぁ?」…「別に〜」…といった他愛のないやり取りを繰り返した。
マンガは違うぞ!自分の考えたこと、面白いと思ったことを多くの人達に分かりやすく、さらにオモシロく、そして感動すら呼ぶほどのものに昇華させなければならない!!より多くの人々を面白がらせるために、描く側は頭を使い、技術を使い、心(ハート、情熱)をぶつけるのだ。料理人は、お客様を喜ばせるために、選りすぐった食材を腕を振るって料理し、美しい器に見事に盛りつけて出す。材料・切り方・味付けに自信を持って客の前に出された料理は万人の胸を打つ!その完成された作品は、人の心を引きつけて離さない。見つめられ、咀嚼され、体の一部となり、記憶に刻まれる。
漫画も同じなのです!描いた者の伝えたいことを100%味わい尽くしてもら為には、「考え抜くこと」を忘れないでほしい。目の前のネタを大事に愛情を持って育て、最高の形でお客の前に出してほしい。君の気持ちを伝えるために考えつくあらゆる方法を試してみよう。君が、君たちがとことん考え抜いたアイデアなら決して他の作品と同じものは出来ないハズなのだ。それこそが、他には決して真似できない君たちのオリジナル作品となる!オリジナルには「愛」がある。そして強い。その強さが作品と呼べる資格なのだと思います。ペン児諸君、作品を描こう!私信やお喋りではない「作品」を!!
作品を描いてこそ初めて感想や批評が受けられ、お客さんの反響を味わうことが出来るのです。
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